2023.12月8日。午後8時。 今日は、わりと暖かいような気がします。
午前中は、粘土をこねたり、手回しロクロで整形したりします。
午後は、依頼されている文章がいくつかあるので、その文章を考えたり、
新しい作品集のレイアウトを考えたりしようかな、と思っていました。
その前にちょっと、久しぶりにFacebookでも見ようかな、と思って、
タイムラインをスクロールしていました。
タイムラインには、時々、怪しげなニュースが投稿されていて、
「沖縄に中国軍が上陸!」とか、「統一教会本部に機動隊が突入!」とか、
明らかに嘘だと思うようなタイトルが目に付くことがあります。
こんなものクリックしたらロクな事ないやろな、と思って笑って見ているのですが、
今日は、「福山雅治が、後頭部に銃弾を受け暗殺!」という嘘ニュースがアップされていて、
あろうことか、なんと僕は、その記事をクリックしてしまったのです。
すると、とたんに、パソコンの画面が真っ暗になり、
ビー、ビー、ビー!、と、でかい音で警告音がなり始め、
画面に赤い文字で『パソコンの電源を切らないで下さい!全てのデータがなくなります!」
という警告が出て、画面の隅に「ここに電話してください」という小さな文字が・・。
誰が電話するかボケ!と叫びつつ、電源ボタンを、パソコンが凹む勢いで押し続け、
なんとか、無事に終了させることが出来ました。
嘘くさいニュース投稿、決して、見ようと思ってクリックしてはいけませんよ。
もう、いよいよ、Facebookもやめようかなあ。
その一件で、すっかりやる気がなくなって、
今の僕は、
お風呂に入って、麦茶を飲んで、
そして、呆けたように虚空を見ながら、固いお菓子をボリボリと頬張っているところです。
2023.12月7日。木曜日 午後1時。
午前中は、母に付き添って病院に行ったのですが、わりと早く帰宅できました。
今月は、あと一回、病院に行かなければならないし、
姉の施設にも、何回か連れて行かないといけないので、わりと忙しい。
でも、この頃は、少しずつ母も元気になってきたので良かった。
コープさんの、宅配の注文書の記入などは母に任せているのですが、
時々、変なものを買うことがあります。
何に使うつもりだったのか、大きな車輪の付いた台車のようなものを買ったり、
エアコンの室外機に被せるアルミシートのようなものも、時々、注文したりしていました。
あと、「固いお菓子」も時々、間違えて買うことがあり、とても困る。
「固いお菓子」とは、かりんとうの硬いやつとか、堅焼きの煎餅とか、
白い衣をまとった、ヌガー状の硬いお菓子とか・・。
「あんまり硬いお菓子は買わない方がいいよ」と言うと、
「どんなものでも、口の中に入れていれば柔らかくなる」と言って、
固いかりんとうを口の中に入れるのですが、
「あかんわ」と言って、すぐに吐き出すのです。
そういうわけで、固いお菓子は僕が食べることになるのですが、
固いお菓子をたくさん口の中に入れてガシガシ噛み砕いて食べていると、
知らぬまに口の中が傷だらけになっている事があって、
まさに、今日がそれでした。
ほっぺたや、奥歯の歯茎やらが傷だらけになって、痛くて痛くて・・。
明後日には口内炎になるのだろうなあ。
今日は午後から、粘土を捏ねたり、棚を作ったりする予定。
2023,12月5日。午後12時。曇り。朝は少し雨。また、雨が降りそうです。
昨日は、シオヤコレクションでの展覧会の搬出作業でした。
展覧会中は、遠方より来ていただいたり、また、地元の人達も見に来ていただいて、
ほんとに、嬉しいかぎりでした。どうも、ありがとうございました。
今日の午前中は、母の病院の付き添いをして、昼食にカレーを作って、今は、ひと段落です。
今年は、母や姉が体調を崩したり、いろいろ忙しいことが重なり、ずっとバタバタしていましたが、
こちらの方も、なんとかひと段落。
でも、来年も、さらに忙しくなりそうなので、また、日々、コツコツとやっていきましょう。
作らねばならないもの、というか、作りたいものが、とてもたくさんあるのです。
それから今年は、介護のために夜間に起きていることが多く、夜食も多くなったせいか、
わりと体重が増えてしまったので、少し、運動を続けていこうかなと思っています。
身も心も軽くして、より、制作を続けられるようにしていけたら、と思います。
今日の予定としては、午後2時ごろから、少し大きめのドローイングの制作。
これは、麦わら帽子と、浮き輪と、クーラーボックスをモチーフにしたものですが、
多分、抽象的な画面になるかも知れません。
そして、4時から6時までは、粘土をこねて、成形の予定です。
夕方、コープさんでお豆腐を買いました。
いつも買っているお豆腐のパックのデザインが新しくなっていました。
どうしてかな?と思ったのですが、
家に帰って、お味噌汁に入れようと思ってお豆腐を取り出すと、
微妙にサイズが小さくなっています。ひとまわり小さくなっていて、ため息が出ました。
これから、世の中はどうなって行くのでしょうか。
たぶん、このお豆腐は、もう元のサイズに戻ることはないのでしょう。
いろいろなものが、少しずつ小さくなって、少しずつ、値段が高くなって、
気づいたら、何もかも買えなくなっていたら・・。
僕は、心だけは小さくならないように、大らかでいたいなあ、と思います。
2023.11月21日。午前8時。
今朝、3時ごろに目が覚めて、ぼんやりとしていると、ふと思いました。
僕にとっての、すきとおった物とは何だろう、とずっと考えているのですが、
少しはっきりしてきたような気もしました。
いつも見慣れた景色とか、ほんとに普通の日常とか、
親しい人たちの仕草とか、とてもあたたかい気持ちとか、
すきとおっているものは、いろいろあるように思いますが、
僕が絵を描いたり、いろいろなものを作っている時に感じる、すきとおったものは、
たぶん、まあるい感じのものとか、
小さいものがたくさん集まったようなものかも知れない、と思っています。
僕は、まあるい感じのものを描くのが、わりと苦手で、
だいたい、ギザギザしたものとか、カクカクしたものを描くことが多いかも知れません。
なので、今は、まあるい感じのものを描いてみようかな、と思っています。
小さいものが、たくさん集まったような感じも、わりと苦手なほうかも知れません。
小さいものがたくさん集まっている様子を見ると、ちょっと苦手だなあ、と思うし、
小さいものをたくさん描かなければならない、と思うと、ちょっとしんどくなります。
でも、たくさんの小さいビー玉や、星屑を見た時など、
ああ、これは綺麗だな、と思う事もあります。
僕は、雑踏とか人の行列とかは嫌いなのですが、
時々、たくさん集まっている人の群れを見た時、なんとなく素敵だな、
と思うこともあります。
それは、これだけ多くの人は、それぞれ、多くのお母さんから生まれてきた、
ということを感じるからかも知れません。
そんなことを考えながら、
少しずつ、画面をいじっていくことは、
僕にとっては、とても楽しい時間の一つだと思います。
でも、それとともに、
昨今の出来事を見ていると、
人間の世界は、ひとまずの、終焉が近づいているのかな、と思う事もあります。
なにか、そういう予感めいたことを感じることがあるのです。
2023.11月18日 土曜日。午後7時。
とても寒い1日になりました。
今日は低気圧の接近に伴って、嵐のような荒天になるだろう、との予報でした。
他の地域では、雹やみぞれが降ったり、突風が吹いたり、という事でしたが、
僕の住む地域は、時折、冷たい風が吹くことはありましたが、
おおむね、とても良いお天気でした。
空は澄み切って、大阪湾の海もエメラルドグリーンに輝いていて、
何もかも、寒風に磨かれて輝いているようでした。
午前中から制作。午後から、少し、買い物に出かけました。
明日は、1年ぶりに、東京から弟の家族がやって来るので、
帰宅してからは、ちょっと、家の掃除をしました。
床についている絵具を拭いたり、ベランダに置いてある粘土を整理したり・・。
明日は、わりと良いお天気になるみたいで良かったです。
今夜は、ゆっくりお風呂に入って、早めに寝ようかな。
時折、上村さんは、なぜ結婚しなかったの、と聞かれることがあるのですが、
それは、やはり、縁がなかった、ということに尽きるのでしょう。
僕が若い頃は、結婚することは当然のことだと思っていたし、
早く、自分の家庭を作りたい、とも思っていたので、
30代のうちには結婚するつもりでした。
そのためにたくさん働いて、貯金もしていました。
結婚したいと思っていた女性の両親やご家族とも会い、結婚する段取りも話していましたが、
留学しに行った彼女は、帰って来ることはなく、その地で結婚しました。
その次に結婚したいと思った女性も、なぜか留学して、そして留学先から帰って来ることはなく、
留学先でその国の人と結婚しました。
この時、僕は、多分、結婚とは縁がないのかも知れないなあ、と少し思ったし、
女性は、結婚するのは、とくに誰でもいいのかなあ、と思ったりもしました。
それから、幾度か、お付き合いはしたものの、たぶん、縁がなかったのでしょうか、
それとも、僕が冷たい人間だったからでしょうか、
それとも、いろいろな、すれ違いがあったのかも知れないし、
多分、いろいろな人に嫌な思いをさせた事もあったでしょう。
とても辛い思いをすることもありましたが、
今まで、結婚することはありませんでした。
もう、さすがに、この歳になると、結婚、という意識はあまり無くなってきましたし、
女性、男性、という意識も、だんだん希薄になってきたようにも思います。
多分、僕は、これからも、ずっとひとりで暮らしているのかも知れませんが、
だれか、仲の良い人と、時々は、お茶飲んだりできればいいのかなあ。
体だけは、なるべく元気で、一生懸命、のんびりできれば、と思っています。
そして、なるべく怒らないようにして、ニコニコしていけたらいいのだけれどなあ。
2023. 11月13日。とても寒い日になりました。
朝は、とても寒くて、風も強く、雨も少し降ったりやんだり。
急に寒くなったので、ダウンジャケットをいくつか引っ張り出してきました。
このごろ、いろいろな事が立て続けに起こったり、日常もとても忙しく、
体調も良くなったり、悪くなったりで、
ゆっくり制作をしている時間もほとんどないような感じです。
でも、気持ちだけは、のんびりしていきたいなと思っています。
いろいろな事があったので、
書きたいことも、とてもたくさんあったのだけれど、
なんか、すっかり忘れてしまいました。これは、認知症の一種なのだろうか。
今日、ひとつ、変わったことがありました。
それは、とてもおきな虹を見た事です。
ジェッソの白が無くなってしまったので、補充しに買い物に行った帰りのことです。
電車の窓から、虹の端っこが見えました。
すごくクッキリとした、大きな光の色の束が、車窓から溢れんばかりに見えてきたのです。
黄色や赤色や緑色とかの色の束が、それぞれ、すごく太い。
駅から乗ってきた女子学生が、窓にほっぺたを密着させて、
その光の束を見ていますが、虹の全体像を見ることは出来ないのです。
これは、どれほど大きな虹なのだろう。
僕も、冷たい窓ガラスにギュウッと体や頬を密着させて、その「虹の端」を凝視しますが、
ほんとに、朧げな虹なので、はっきりと見える時もあれば、
全く見えなくなる時もあるのです。これは、光線の当たり具合の加減なのでしょうか。
ようやく駅に着いたので、僕は、ホームに飛び降りて、
急いで、空を見上げたのですが、もう虹は、どこにも見当たりませんでした。
2023.11月10日。午後6時。
今日は雨。だいぶ降りました。
どこかに置き忘れて、見つからなかったノートとペンケース、見つかりました。
枕の下にありました。
鍼灸に行ったおかげか、体調はだいぶ良くなったような気がします。
2023. 11月9日。午前6時。
今朝は、少し肌寒い感じです。
昨日から、大事にしているノートが見あたりません。
どこにいったのか、家中、ゴミ箱の中も探したけれど見つからないし、
さっぱり思い出せません。
もう、ダメだなあ。だんだんボケてきているみたい。
ノート、どこに置いたのだろう。
綺麗な落ち葉も、ひとつ挟んであったのだけれど・・。
コープさんでコピーした時に置き忘れたかなあ。
最悪だった体調も、少しずつよくなってきたみたいです。
時々、フラフラッとなるのですすが、
なんとか、今月中だけでも、もってくれれば、と思います。
今日は、ギャラリー島田に作品を搬入、
それから、花森書林に、漫画展の作品を3点搬入しました。
シオヤコレクションでの個展「すきとおった、いふく」展は11月24日から、
ギャラリー島田「冬・暖かな部屋」展は、11月25日から、
イトヘンでの個展「すきとおった、たべもの」展は、12月4日から、
花森書林・喫茶ポエム「みんなの4コマ漫画」展は、12月7日からです。
2023.11月4日。午前8時。
今日も、とても良いお天気。朝から、とても暖かい。
でも、腰痛と膝痛と、体のだるさ、それと、胸の痛みが増してきました。
どうも調子が悪いなあ。
腰痛がひどくなると、横になるのが辛くなるので、困ります。
でも、なんとか、ゆっくりとやっていきたいと思います。
11月だというのに、こんなに暖かくて、
いつもだったら、ハイキングに行ったり、散歩したりするんだけど、
今月は、やる事が多すぎて、あまり余裕がない感じです。
なんとか、体調をよくして、余裕が出来るようにしていきたいなあと思います。
2023.11月2日。午後7時半。今日は暖かい1日でした。
わりと暖かい1日でしたが、なぜか体調は思わしくない感じです。
10月ごろからかなあ。
サンポチカの壁画を描いているとき、とても集中して描いていたので、
制作を終わって帰宅する時は、いつもクタクタに疲れていましたが、
その疲れが残っているのかなあ。
膝と腰も、急に痛くなったり、ギシギシしたりします。
3年前に、京都で膝の怪我をして以来、ほんとに具合が悪い。
膝が痛み、胃腸も調子が悪くなり、全てが悪くなったように思います。
あの時、鴨川の土手を駆け下りさえしなければなあ、と後悔します。
そして、物忘れが、だいぶ進行してきたみたい。大丈夫かな、と思います。
ほんとに、ころっと忘れている。
今、書こうと思っていることがあったのですが、もう忘れてしまった。
きっと、自分の気づかないうちに、自分の発言したこととか、とても大切な事とかも、
たぶん、すっかり忘れているような気がしてきました。
でも、しょうがない。
なんでも、忘れてしまったことにしよう。