晴れ。
朝の風は冷たかったのですが、だんだん暖かくなってきました。
ちょっと区役所に行って書類を提出して、
年度末までの書類は完了しました。
でも、これからの自分はどうなるのだろう、と思うと、
本当に不安になる時があるし、
ホームレスになっている姿しか思い浮かばない時もあるのですが、
少しずつ、何とか頑張っていきたいと思います。
なるべく楽しいイメージを思い浮かべて。
神戸の震災の時に、高架になっていた高速道路が倒壊したのですが、
僕は今でも、その高速道路を倒壊した姿のまま、
何百メートルが残しておいたほうが良かった、と思っています。
若い人達は、神戸の震災の事など、何も知りません。
時がたてば、いろいろなことは風化していきます。
なので、一番象徴的なもの、悲惨なものを、
やはり、その場所に残しておかなくてはならないのだろうと思うのです。
いろいろな意見があるとは思うのですが、
これは、僕が、震災から20年を経ても思う事です。
映像よりも何よりも、「もの」というのは、
とても存在感のあるもののように思います。
僕みたいな下手くそが言うことではないのですが、
絵を描くことについても、とても大事な事があります。
それは、是非とも知っておかなくてはならない、
という類いのものですが、
ぞれを熟知して、なおかつ、それを伝えられる人は、
だんだん少なくなっているようにも感じています。
もともと、それは、絵を描いていくなかで、
感覚的に、それぞれ見つけていったものですが、
でも、それは伝えられうるものでもあり、
美術教育そのものなのかも知れません。
「もの」を作ったり、何かを表現するうえで、
大事なことは、わりとたくさんあるのです。
しかし、そういう事も、だんだん忘れられていくのでしょう。
それから、備蓄、というか、自然なストックというか、
そういう物も準備しておいてくださいね。
今度、大きな地震が来ると、
ほんとに、飲み水も、食べる物もなくなるのです。
神戸の震災の時も、ほんとに、どうしようかと思いました。
でも、ミネラルウォーターを2リットル分けてもらっただけで、
何とか生きられる希望が生まれて、
人にやさしく出来るようにもなりました。
とりあえず何日間分の水や缶詰があれば、ずいぶんと違います。
そして、それは、自分のためだけではなく、
いろいろな人のためにもなるように思います。
今日のドローイングは、「代表選手 ジン・トン・トン」です。
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