晴れ、時々、曇り。
あたたかい一日でした。
ミア・ファローの話の続きですが、
彼女の出演した映画で一番好きなのは「ローズマリーの赤ちゃん」です。
この映画が封切りされる時のポスターを見たのは、
たぶん、僕が小学5,6年生のころのように思います。
昔は、映画が封切りされるときは、駅のホームとか、商店街の壁とか、
地下道の壁とかに、A2くらいの大きさの、その映画のポスターが貼られていました。
「ローズマリーの赤ちゃん」のポスターは、
黒っぽい風景の中に、乳母車がポツンとある感じの、なんとなく暗くて怖いものでした。
それが、あまりに怖くて、僕の心にくっきりと焼き付いてしまったようです。
「ローズマリーの赤ちゃん」をはじめて見たのは、僕が東京に出てからです。
池袋の文芸座のオールナイトで見て、その時にミア・ファローに恋してしまいました。
「ローズマリーの赤ちゃん」は、いろいろ、とても良い映画だと思うのですが、
なによりミア・ファローが魅力的すぎました。
細くて、しなやかなで、コケティッシュな体。女の人らしい瞳。
そして、彼女のファッションもとても魅力的で、
特にワンピースが、どれもオシャレでした。
映画は、悪魔の赤ちゃんを生んだの?というサスペンス・ホラーな感じなのですが、
画面はわりと明るくて、それゆえに不穏な感じがして、今見ても、ちょっと新鮮です。
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